【試合結果：阪神 4－0 DeNA】
藤川「まずはセ・リーグの5球団のファンの方と選手たちとスタッフの方に、1年間ありがとうございました、と言いたいです」
放送席、放送席、そして甲子園球場の大勢のタイガースファンの皆さん、日本シリーズ進出を決めたタイガース藤川監督です。藤川監督、リーグ優勝決めたときには、3つ勝たなければならないというお話をされていました。その3つを3連勝で決めました。今の気持ちから教えてください。
（藤川）少しお待ちいただけますか。レフトスタンドのDeNAファンの皆さん、本当にありがとうございました。今日はいませんけれども、セ・リーグの5球団のライバルチームとほんとに大変な戦いを今日までやってきました。まずはセ・リーグの5球団のファンの方と選手たちとスタッフの方に、1年間ありがとうございました、と言いたいです。
そのセ・リーグの相手球団たちを倒し、日本シリーズ進出を決めたこのファイナルステージを3連勝で決めた、今の気持ちを教えてください。
（藤川）選手たちがほんとにきっちりと調整をしてくれたし、ファンの皆様もこの戦いを迎えるまで非常に我慢強く優勝した後も選手たちそれから自分たちを応援してくれました。3つ取ると言って始めたこのクライマックスファイナルステージですけれども、3つすべて取れるとは思ってませんでした。あ、連続でね。
ではその3つ連続で取れた要因、選手たちの動きも含めて監督どのあたりだったんですか？
（藤川）やはりこのクライマックスファイナルだけではなく、シーズンを入る前から常に1歩ずつ1歩ずつ準備をすると、準備をした上でその準備をゲームになったときに使わない位の、そういった準備でやってきたので、選手たち非常にスムーズに全部動いてました。
監督からの準備の言葉があって、あとは選手に楽しもうと、楽しんでこいというふうに送り出したと伺っています。選手たちのグラウンドでのこの姿はどう映りましたか？
（藤川）各個人個人といいますか、チームとファンと一体となって戦おうと決めて進んだこのシーズンですから、私たちだけの力ではないし、全国のタイガースファンとそれから皆さんのご家族とたくさん90年の歴史が今日ここにありますから、感謝しています。
今もファンの皆さんという言葉がありました。このファイナルステージ初戦から初回の攻撃からすごい大声援でした。
（藤川）攻撃より守ること、そこに粘り強くみんなが向き合ったからこそ、いつか訪れるチャンスをファンの方も我慢して待ってたと思います。これがタイガース戦いですからファンの皆さんと選手たちがほんとに粘り強い、そういったタイガースの周りを取り囲む環境かなと思います。
レギュラーシーズン以上の歓声にも聞こえました。改めてこのホームアドバンテージ１勝もありますが、ファンの皆さんの声援も大きな力になったんじゃないでしょうか？
（藤川）もちろんなりました。新しいテーマソングも流れてはいますけれども、まだまだ出来上がってないんじゃないかなと、これからさらにライトスタンドのファンの皆様とともに新しい応援歌をどんどん歌われるようになって、選手たちのバックアップまた欲しいですね。
改めまして投打について聞きたいんですが、ピッチャー陣は先発村上投手から始まって今日の高橋投手、そして鉄壁のリリーフ陣、レギュラーシーズン通りのすごい投手陣でしたね。
（藤川）もちろんうちの投手陣には、バッテリーですね、非常に自信は持ってるんですけど、DeNAもファーストステージで勢いを持って戦ってきていましたので、第1戦それから第2戦と非常にもつれた糸を解くようなそういったチームでしたから、ほんとにゆっくりゆっくりもつれて解けなくならないようにとキャッチャーがやってくれました。
そしてその投手陣が支える中で、味方の打線も奮起しました。改めて各選手がそれぞれの役割を果たしたようにも感じましたが、監督の目には打撃陣はどう映りましたか？
（藤川）もう私が何かするより、各担当のコーチの皆さんが本当に積極的に動いてくれて、僕は後ろで背もたれに背中をつけたまま見てるだけで充分でした。
そして監督、攻撃陣ではこの3試合で11点取ったんですが、そのうち10点をクリーンアップが打点を挙げてくれました。頼もしくないですか？
（藤川）これまでのドラフトに感謝ですね。
さぁ監督、いよいよ日本シリーズに向けての戦いが待っています。最後にファンの皆さんに日本シリーズに向けて一言お願いします。
（藤川）次はあと4つです。あと4つ取れば、カブスは負けてしまいましたけれど、ドジャースはまだ残ってますから、あと4つ日本シリーズがんばります。
期待しています。ありがとうございました。日本シリーズ進出を決めたタイガース藤川監督でした。放送席、どうぞ。
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