2022年9月25日 ヤクルト・高津監督 優勝監督インタビュー【全文】

【優勝監督インタビュー】

高津「全国のヤクルトスワローズファンのみなさん、セリーグ優勝おめでとうございます。皆さんもチームスワローズの1人です。皆さんも優勝の立役者です」

放送席、そして神宮球場のスワローズファンのみなさん、さらにはテレビ、ラジオの前のヤクルトファンのみなさん、優勝監督インタビューです。東京ヤクルトスワローズ高津臣吾監督です。

(高津)ありがとうございます。ありがとうございます。

本拠地神宮で優勝を決めた今の気持ちを教えてください。

(高津)皆さんと一緒ぐらいうれしいです。おそらく皆さんも喜んでいただいていると思います。それぐらい嬉しいです。

素晴らしい投手戦でした。最後、丸山選手の打球が抜けていった時、どんな気持ちがこみ上げてきたでしょう?

(高津)気持ちの整理が今ついてないんですけども、丸山だけじゃなくチームみんな選手みんなコーチみんなスタッフみんなをここまで信用して信頼してやってきました。そしてファンの皆さんも一緒にチームスワローズとして本当の今日のこの1勝がチームスワローズで挙げた大きな大きな1勝なんじゃないかなと思ってます。

監督、今日のゲームですが勝てば優勝でした。試合前にはどういう気持ちで、そして選手にはどんな言葉を贈ったんでしょうか?

(高津)特には言葉かけていません。いつも通りの挨拶といつも通りの形でゲームに入っていきました。なかなか平常心で戦うのは難しかったですけど、こういう終わり方して、みんなほっとして気分も良いですし、今日はゆっくり寝れそうです。

今シーズンのヤクルトは前半戦そして交流戦の快進撃がありました。そしてその後、思わぬ試練もありました。これを乗り越えた意味というのは監督どんなふうに感じていますか?

(高津)開幕の大逆転からスタートして、交流戦の優勝であったり、また7月に入ってチームとしてはすごく残念なコロナが蔓延してしまったというところはすごく残念だったんですけど、そこから大変な時期が始まったんですけども、なかなか崩れない、なかなか和が崩れない素晴らしいチームと一丸となって戦えた結果が今日この9月25日を迎えられたんだと思います。

経験したことがない試練を乗り越えられたのはチーム力、チームの和ということでしょうか?

(高津)みんなの力だと思ってます。

そして監督、優勝して選手の輪の中に飛び込んでいった時、去年日本一になっても泣かなかった監督が泣きました。

(高津)いや、泣いてないです。泣いてないですよ。涙まだ流してないです、取ってます。

失礼しました。さぁそして監督、2年連続優勝となりますと野村克也監督が率いて、高津臣吾投手が9回を締めくくった93年以来29年ぶりなりました。この連覇についてはいかがでしょう?

(高津)優勝することがすごく難しいです。そして2年続けて連覇するっていうのはもっと難しいです。その難しいことをやった選手たちにもう一度大きな拍手を送ってやってください。ほんとによく頑張ってくれました。

チームのみんながヒーローだと思います。その中で中心になってチームを牽引したスワローズの4番バッターには監督、どんな評価をされてますか?

(高津)最近はちょっと後ろ姿が小さくなってますけれども、でもその7月の大変な時も孤軍奮闘でよく頑張ってくれたと思いますし、パット1本で本当よくチームを引っ張ってくれたなと思います。ムネ、よくがんばったよ。おめでとう。

さぁそれではかつて野村克也さんも成し得なかった2年連続の日本一に向けて、まずクライマックスがありましたが、ポストシーズンに向けての気持ちをお願いします。

(高津)今年2月1日のキャンプの時にキャンプスタートする時に、キャプテン山田が今年大きな高い山・壁があります。それを乗り越えていきましょうと言いました。1つ壁を破ったのかなと、まだまだこれから高い山・壁が待っていると思いますけれども、クライマックスをしっかり戦い、その先の本当の大きな本当の大きな山の頂点に立ちたいと思ってます。これからもがんばります。

最後に監督、苦しい時も変わらず温かい拍手でチームを支えてくれた全国の東京ヤクルトスワローズファンの皆さんに優勝の報告お願いします。

(高津)今日神宮球場にお越しのヤクルトスワローズファンのみなさん、そしていろんなところで観戦していただきました全国のヤクルトスワローズファンのみなさん、セリーグ優勝おめでとうございます。皆さんもチームスワローズの1人です。皆さんも優勝の立役者です。ほんとに1年間セリーグを盛り上げていただき、そしてスワローズの一員として頑張っていただき、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

見事セリーグ連覇を成し遂げました東京ヤクルトスワローズ高津臣吾監督でした。おめでとうございます。

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