2025年8月9日 阪神・木浪選手②、近本選手⑩、石井投手① ヒーローインタビュー【全文】

【試合結果:阪神 6-2 ヤクルト】

木浪「ネクストで満塁来るなって思ったんで、打てると思って打席に入りました」

近本「僕に回ってくるって事はもう1点入っているってことなんで、何とかなるだろうと思いながら何とかなりました」

石井「恐れ多いというか大変恐縮しております」

放送席、放送席、そしてファンの皆様、お待たせいたしましたヒーローインタビューです。今日のヒーローは勝ち越しの押し出しフォアボール木浪選手、そして今シーズン最多1試合4打点近本選手、そしてセ・リーグ記録38試合連続無失点に並びました石井大智投手です。石井さんには木浪さんも近本さんもまず拍手で祝福されていましたけども、まず木浪さんに伺いましょう。あの押し出しフォアボールの場面ですけれども、2アウト満塁で打席が巡ってきました。どんな気持ちで打席に向かいましたか?

(木浪)ネクストで満塁来るなって思ったんで、打てると思って打席に入りました。

今もすごい拍手なんですけれども、バッター木浪とコールされた瞬間ファンの皆さんすごい声援でした。あの声援は届いてましたか?

(木浪)届いてました。ありがとうございます。

やはり満塁にご自身強いというそういう思いもあったと思いますけど、あの打席今一度振り返っていただいていいですか?

(木浪)初球から行くっていうことを決めていたんですけど、まさかボールだったので3ボールになってからも行こうと思ったんですけど、そこはちょっと冷静に1点取ることだけを考えてました。

木浪さんご自身にとっても久しぶりの打点になりますし、やっぱりこれをきっかけにどんどんどんどん上昇していきたいですね。

(木浪)やっぱり勝つことが全てなんで、自分のやるべきことをやって勝てればそれでいいです。

役割に徹するという木浪さんですけれども、その後塁に出てそして近本さんのタイムリースリーベースでホームにかえってきました。塁上で近本さんのバッティングどんな印象でしたか?

(木浪)昨日打たなかったんで、今日はちょっと打ってくれと思って自分まで返してくれたんでよかったです。

最後の場面ですね。そして木浪さんは今シーズン本当に苦しい時期もありましたけれども、明日も試合があります。この後また木浪さんの活躍を楽しみにしているファンの皆さんに一言お願いします。

(木浪)自分のやるべきことやってがんばります。応援お願いします。

まずは木浪選手にお話を伺いました。続きまして試合を決めるタイムリースリーベースを含む今日4打点という近本選手です。まずは近本さん、あのタイムリースリーベースの場面振り返っていただけますでしょうか?ご自身でどんなバッティングでしたか?

(近本)聖也が前のバッターだったんで、僕に回ってくるって事はもう1点入っているってことなんで、何とかなるだろうと思いながら何とかなりました。

直前の木浪さんへのファンの声援、そして押し出しのフォアボール、あの流れは近本さんにとっても良い流れでしたか?

(近本)1点入ってくれたんでホッとしました。

バッティングとしては3塁についても笑顔はなかったですけど、これはいつものことだと思いますが、ご自身のバッティング納得度合いというのはいかがですか?

(近本)いい感じに力が抜けたんでカーブにしっかり合わせれたのかなと思います。

自己評価も非常に高いというタイムリーだったんですね。それから間違ってたらごめんなさい。近本さん、2回のショートゴロの打点、これ4打点につながっているんですけども、セカンドが少し前に来ていてショートが後ろに下がっていて、何か優先的に絶対これやるって決めてたような打席にも見えたんですけどいかがでしょう?

(近本)その通りです、と言いたいですけど、打ったらあっち飛びました。でもランナーが誠志郎さんだったんでちょっと不安でした。

見事得点にもつながりまして近本さんこれで今シーズンご自身では1試合では最多の4打点という活躍になりましたけれども、ご自身ではいかがでしょうか?

(近本)勝ちゃオッケーです。

昨日からタイガースブラックダイナマイトシリーズとして普段とは違うユニホーム着用していますけれども明日もこのユニホームで勝ちたいですね。

(近本)明日も勝ちたいです。

それでは明日のこのユニホームでのゲームに向けてまた一言いただけますでしょうか?

(近本)今日は9回で試合が終わったんで、しっかり休んで明日もがんばります。

連戦中ですから明日も素晴らしいゲーム楽しみにしています。そして先ほどもお伝えしましたが、セ・リーグ記録38試合連続無失点に並んだ石井投手です。記録の前にまずブルペンで木浪さんの押し出しフォアボール、近本さんのタイムリースリーベース準備中にご覧になったと思いますけれども、どんな気持ちで2人の活躍見てましたか?

(石井)フォアボールになった時はヨッシャーと思ったんですけど、でも1点じゃちょっと心もとないというか自分もちょっと緊張してたので、そのあと近本さんが打ってくれて楽に投げれました。

そしてピッチャー石井のコールとともに、そしてファンの皆さんの大声援とともにマウンドに上がりました。今日はマウンドではどんな意識が1番強かったですか?

(石井) 4点差なので失点しても逆転されなければいいなというところで、しっかりゾーンの中で強く勝負できたので良かったと思います。

そして今日1試合をゼロに抑えまして、たびたび申し上げていますが、38試合連続無失点のセ・リーグ記録に並びました。この記録というのは石井さん意識はされてましたか?

(石井)自分の中では全くしないですけど、そう言われると次取られそうですごく怖いです。

ただこれだけ怪我を乗り越えて、その怪我を挟んでの記録継続ですけれども、これだけゼロを積み重ねることができている要因というのはどこにあるんでしょう?

(石井)もちろんいろいろ考えることありますけど、しっかり自分のできることをやろうっていうところが、できない事はもちろんできないので、120%を出さずに100%の準備を毎日心がけています。

日々の積み重ねなんですね。そしてこのセ・リーグ記録、実は藤川監督の記録でもあるんですけれども、その藤川監督の記録に並んだ、この点に関していかがでしょう?

(石井)恐れ多いというか大変恐縮しております。

当然ファンの皆さんは、次のNPB日本記録というのを期待していますけれども、期待して良いでしょうか?

(石井)あんまり。先ほども言いましたけど、しっかり毎日変わらずいつもの準備をして明日に備えたいと思います。

謙虚な石井大智投手に最後締めていただいてよろしいでしょうか?

(石井)では締め言葉で、勝ちマッスルっていうのがあるのでそれをやらせてください。

お願いします。

(石井)僕が勝ちって言ったらマッスルでお願いします。行きます。明日も勝ち・・・。

(観客)マッスル!

(石井)ありがとうございました。

ありがとうございました。今日のヒーローは木浪選手、近本選手、そして石井投手でした。放送席、どうぞ。

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