2022年8月9日 DeNA・大田選手、今永投手 ヒーローインタビュー【全文】

【試合結果:  DeNA 3x-2 阪神】

大田「僕のバッティングフォーム癖強すぎるんで、あの内転筋だったと思います」

今永「左の内転筋に素晴らしいオーラを感じました」

見事なサヨナラ勝ち今日のヒーローはサヨナラタイムリーの大田泰示選手、そして9回を投げきって6勝目を挙げました今永昇太投手です。

まずはサヨナラ打の大田選手に伺います。あの場面、どんな思いでバッターボックスに向かわれましたか?

(大田)緊張しかなかったですね、はい。

目の前で代打宮崎選手が歩かされました。そこでバッターボックスに向かったわけですが、自分で決めてやる、そういう思いはあったんでしょうか?

(大田)ザキさんが申告敬遠されるのはわかっていたので、なお緊張してとにかくバットに当てて前に飛ばすことだけ、それだけ考えていきました。

ランナーの嶺井選手がご自身の1球目のボール球を、ワイルドピッチを見逃さずにすかさず3塁まで行きました。これでだいぶ気持ちとしては楽になったところはありましたか?

(大田)気持ち的にはさらに緊張が増しましたね。

サヨナラタイムリーというのはいつ以来か、ご自身では記憶はありますか?

(大田)ファイターズ移籍した1年目ですね、対ロッテでサヨナラヒット打ったのは覚えてますけど、サヨナラ犠牲フライはあったんですけど、いつも勝負弱くてなかなか打ててなかったので、今日打ててよかったです。

ベイスターズに加入して初めてのこのサヨナラタイムリーというのはいかがですか?

(大田)本当にあっという間の出来事すぎて、まだよくわかってないですね、はい。

ただベンチの中にいて今日先発の今永投手が9回を投げ切っていました。それを見ていてこの回で決めてやるというのはあったでしょうか?

(大田)もちろんそのつもりで打席に立ってますし、昇太がほんとに粘り強く頑張って投げてくれて、それに応えるしかないと思って、野手はそれしかないと思うので、結果打てて昇太に勝ち付いてよかったと思います。

ではその9回113球を投げて6勝目を挙げられました今永昇太投手に伺います。ナイスピッチングでした。

(今永)どうもありがとうございます。

3回以降はヒット1本に抑えての9回でした。今日はどんなピッチングを心がけてマウンドへ上がっていたんでしょうか?

(今永)相手の青柳投手はほんとに日本一のピッチャーだと思うんで、そのピッチャーに何とか投げ負けないように長くマウンドにいたいなというそういう気持ちで投げてました。

3回以降のそのピッチングがチームを逆転勝利、そしてサヨナラ勝利につながったわけですが、その辺の粘りというのは気持ちとしては心がけていたんでしょうか?

(今永)絶対に逆転してくれると信じて、うちの打線も素晴らしいバッターがたくさんいるので本当にみんなに感謝します。

そして9回は100球を超えてもなお149キロが出ていました。今日はまだまだいけるような感じのピッチングでしたが。

(今永)あと2回ぐらいいけた気がします。

9回ベンチの中で三浦大輔監督が歩み寄って来られました。この回までと言われたと思いますが、9回の裏、どんな思いで攻撃を見ていたんですか?

(今永)味方が楠本がフォアボールで出てくれて、みんな必死にチャンスを作ってくれて、最後大田泰示さんの打席、非常にオーラがありましたね。

どんなところにそれを感じられていましたか?

(今永)左の内転筋に素晴らしいオーラを感じました。

左の内転筋がサヨナラ打につながったわけですか?

(今永)本人に聞いてみましょう。

いかがでしょうか?太田さん。

(大田)僕のバッティングフォーム癖強すぎるんで、あの内転筋だったと思います。

いいムードで今日のサヨナラ勝ちにつながったわけですが、まず投げ切りました今永投手、横浜反撃に向けて非常に良い勝利だったと思います。今後に向けてお願いします。

(今永)この満員の横浜スタジアムの中でこうやって野球ができて、このファンの方を背にして僕たちはこの順位にいていいはずがないと思うので、もっともっとファンの方を楽しませられるようにがんばります。応援よろしくお願いします。

そして大田泰示選手、背番号0はゼロからのスタートという思いでつけられて、この横浜DeNAベイスターズに加わりました。そこでの初めてのサヨナラタイムリー、今後に向けてさらなる力強い言葉をお願いします。

(大田)僕の今の気持ちを表します。横浜最高!

ありがとうございました。今永昇太投手、大田泰示選手でした。

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