【試合結果: 中日 2x-1 広島】
岡林「これからも記録伸ばせるように頑張りたいなと思います」
石川「必ず宇佐見さん打ってくれると思ったので予定通りでした」
宇佐見「柳自身が調子良かったので、ただ僕はサインを出してボール取っていただけ」
柳「人生で初のノーヒットノーランなんですけど、本当に達成できると思ってなかった」
放送席、放送席、歴史的なゲームになりました、ヒーローインタビューです。今日のお立ち台は4人、岡林選手、石川昂弥選手、宇佐見選手、そして柳投手です。まずは4人の方に一言ずつ伺っていきたいと思います。岡林選手、26試合連続ヒットおめでとうございます。
(岡林)ありがとうございまーす。
今のお気持ちを聞かせて下さい。
(岡林)毎試合必死に積み重ねてきたことがこういう結果に結んだので凄くうれしいです。
また後ほど詳しくお伺いします。続いて同点ホームラン石川昂弥選手。1点失った中の10回裏、最初のバッターでした。そんな感触のどんなホームランでしたか?
(石川)ライデル1点取られて、まずは自分が塁に出ることだと思ってたんですけど、その中でああいう風にホームラン打てたのが本当に良かったなと思います。
そしてサヨナラホームランの宇佐見選手、感触はどうだったんでしょうか?
(宇佐見)サイコーでーす!
そしてこの10回のサヨナラ劇には絶対に必要だった今日の柳投手のピッチングです。柳さん、9回ノーヒットピッチング振り返ってください。
(柳)皆さんの大声援のおかげでノーヒットノーラン達成できました。ありがとうございました。
詳しい話はまた後ほどお伺いしていきたいと思います。ではまず岡林選手から改めてお願いします。昨日25試合という球団タイの記録でした。今日まず試合に入るにあたってどんな気持ちだったんでしょうか?
(岡林)いつも通り変わらずに目の前の勝利のために何ができるかを考えて打席に入りました。
昨日は第一打席の初球でした。今日も第一打席でした。出た瞬間のお気持ちいかがだったんでしょうか?
(岡林)初め取られると思ったんですけど、落ちてくれたのですごく嬉しくて良かったです。
初代ミスタードラゴンズと言われる西沢道夫さんを抜く球団一の男になりました。今のお気持ちいかがですか?
(岡林)すごく光栄なことですし、これからも記録伸ばせるように頑張りたいなと思います。
日本の記録は33、あと7試合です。そこに向けての週明け以降の活躍教えてくれますか?
(岡林)記録を気にするとダメになってしまうと思うので、目の前の試合を必死に頑張りたいなと思います。
来週以降も期待しています。岡林選手でした。
(岡林)ありがとうございました。
続いて石川昂弥選手です。本当に値千金大きな一発だったと思います。振り返っていただけますか?
(石川)ライデルに負けはつけれないと思いましたし、岡林が第一打席で記録を達成したので、絶対に勝ちたいなと思ってました。
0対0の状況が長く続いて直前の10回表に1点ビハインドになった状況の最初のバッターでした。打席入るにあたってどういった気持ちだったんでしょうか?
(石川)とにかく塁に出ようとそれだけ考えて打席に立ちました。
打った感触そしてスタンドに入った瞬間、どんなお気持ちでしたか?
(石川)最高でした。
しかもその後にサヨナラホームランを呼び込むことができました。大きな大きな一打だったと思います。
(石川)必ず宇佐見さん打ってくれると思ったので予定通りでした。
これでホームラン11本目ということになっています。このあとどこまでそのホームラン伸ばしていきたいですか?
(石川)あと10本打てるようにがんばります。
さぁ続いて2日連続のお立ち台になります宇佐見選手です。
(宇佐見)ありがとうございます。
改めてですが打った瞬間の感触はいかがだったんでしょうか?
(宇佐見)フェンスに当たるかなと思ったんですけど、よかったです。
今、宇佐見という歓声もありました。ぜひファンのみなさんに応えていただけますか?
(宇佐見)ありがとうございます。
打球はフェンスを超えました。かなり1塁回るところでオーバーリアクションがありました。ホームベースの所でもチームメイトがすごい勢いで見守ってくれていました。どんな気持ちだったんでしょう?
(宇佐見)本当に最高でした。
ただ昨日も今日もお立ち台、間違いなく移籍してきてからチームに貢献できているんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか?
(宇佐見)試合に使ってもらえているからこそ、こういうヒーローにもなれていると思いますし、自分の力だけじゃないので、うれしいです。
そして何よりも今日は柳投手のナイスピッチングを引き出したリードもあると思います。今日の柳投手のピッチングはどういう風に受けて感じていましたか?
(宇佐見)柳自身が調子良かったので、ただ僕はサインを出してボール取っていただけなので、柳がすごかったです。
柳投手に声をかけてあげるとするならば、今どんな声をかけてあげたいですか?
(宇佐見)最高でーす!
この後も最高のプレー続けてください。ありがとうございました。さあそして柳裕也投手です。改めてこのバンテリンドーム中の万雷のこの拍手、歓声どう聞いていますか?
(柳)人生で初のノーヒットノーランなんですけど、本当に達成できると思ってなかったので、はい、ありがとうございました。
9回121球、どう振り返りますか?
(柳)何度も言うんですけど、最後に昂弥がホームラン打ってくれて、あれ、なんで宇佐見さん?本当にノーヒットノーランできて最高です。
一瞬目が覚めかけたのかなという今のリアクションでもあったんですけど、延長10回サヨナラ勝ち。
(柳)あれ?
柳投手9回でマウント降りているという状況なんですけれども。
(柳)ふざけるのはここまでにして、最初に岡林がヒットを打って今日は岡林のためにヒーローインタビューでしゃべってもらおうと思って投げたので、勝ち試合になって良かったなと思います。
立ち上がり味方のエラーがあってデッドボールもあってというピンチからスタートしました。立ち上がり乗り切ったということ大きかったんじゃないでしょうか?
(柳)前回すごい不甲斐ないピッチングだったので、今日に賭ける思いは強かったのかなと思います。
そしてその強い思いが終盤の7回8回9回、ランナーを出してもゼロで帰ってくるというところでファンの皆さんの声援がどんどん大きくなっていました。終盤はいかがだったでしょうか?
(柳)そのとおりファンの皆さんの声援が力になりました。ありがとうございました。
大記録は惜しくもということになってしまいましたが、ただこれだけファンの皆様を沸かしてチームが勝利になりました。柳投手の功績も大きかったと思います。
(柳)また次の機会にチャレンジしたいですし、今日は岡林がすごい記録を打ち立てたので、この先誰にも抜かれないような記録をどんどん残して欲しいなと、いつも頼もしく思っています。
では多くの皆様がお立ち台に上がっていますので、最後は選手会長の柳投手に締めていただきたいと思うんですけれども、このカープ戦3連戦勝ち越しすることができました。来週はジャイアンツとの地元3連戦です。どんな戦いをしたいか最後締めてください。
(柳)今日もたくさんのファンの皆さんに応援していただいて勝つことができました。自分たちは1試合目の前の試合を勝つだけなので、火曜日台風が心配ですけど、ぜひまたバンテリンドームに来て応援してください。今日はありがとうございました。
ありがとうございました。今日のヒーローインタビュー岡林選手、石川昂弥選手、宇佐見選手、そして柳投手でした。放送席、どうぞ。
コメント