2023年4月1日 阪神・近本選手、富田投手 ヒーローインタビュー【全文】

【試合結果:  阪神 6x-5 DeNA】

近本「僕より前に決めてくれと思ってました」

富田「前の回で逆転して勝って欲しいなっていうのが率直な気持ちでした」

放送席、放送席、そして京セラドーム大阪にお集まりのタイガースファンのみなさん、ヒーローインタビューです。4時間20分を超えるゲームをサヨナラで制して開幕連勝、投打のヒーローにお越しいただきました。近本光司選手と富田蓮投手です。まずは近本さん、サヨナラを決めた今のお気持ち聞かせてください。

(近本)最高です。

12回2アウトから糸原選手、小幡選手、そして坂本選手がつないで回ってきたあの打席、どんな気持ちで迎えましたか?

(近本)僕より前に決めてくれと思ってました。

ただこの京セラドームに集まったタイガースファンの大きなチャンステーマが、近本選手の打球を後押ししたんじゃないですか?

(近本)そうですね、打席の中でも集中したいのにすごい歓声で、ちょっと冷静にもなれてたんで最高です。

打球がセンターの頭上を超えた瞬間、どんな思いになりましたか?

(近本)とにかく越えろ、しか思ってなかったですけど、その打席立てたのも富田がつないでくれたし、糸原さん、あと誰やったかな、本当糸さんのあのライト前、本当に感動してそこから小幡と誠志郎さん、本当によかったです。

今隣にいる富田投手の名前挙げましたが、ルーキーの初めてのマウンドどのように後ろから見守っていましたか?

(近本)スライダーが入ってなかったんで、アウトコースのまっすぐ本当ビタビタ良かったんで、そこは安心して堂々としていたんで良かったと思います。

近本選手にはまた後ほどお話伺いますが、それではその喜びを語っていただきましょう。見事プロ初登板で初勝利を挙げましたルーキー富田蓮投手です。富田さん、ぐるっと今この京セラドーム大阪を見渡してお立ち台の景色はどうですか?

(富田)サイコーです!

今日は秋山投手から始まって8人のピッチャーがつないであの12回のマウンドに上がりました。どんな気持ちで向かったんでしょう?

(富田)まさかあんな接戦で自分まで回ってくると思わなかったので、前の回で逆転して勝って欲しいなっていうのが率直な気持ちでした。

プロのシーズンで初めて投げた21球、ふうっと息を吐かれる場面もありました。どんな心境でした?

(富田)やっぱり周りを見れば阪神タイガースの黄色いユニホームがたくさんあったので、その応援をボールに込めて投げる気持ちでいっぱいでした。

その思いを込めたボールは坂本選手のミットに収まって見逃し三振も奪いました。あの瞬間はどうだったんでしょう?

(富田)誠志郎さんがあそこのコースに来いっていう位ちっちゃく構えていたので、そこに投げるしかないなと思って投げ切った結果だったと思います。

さて、ドラフト6位からタイガースに入団してつかんだこの開幕1軍、そして初めての勝利、この初勝利のボールはどなたにプレゼントしましょう?

(富田)やっぱり監督と言いたいところなんですけど家族に渡したいです。

ここに立つまでに野球人生、さまざまな思いもあったと思いますが、プロで初めて勝利を挙げていかがですか?

(富田)サイコーです。

それでは富田投手からファンの皆さんに自己紹介をお願いします。

(富田)新人ドラフト6位で入団しました富田です。今こうやって投げれていることに感謝してこれからも頑張ってきたいと思います。これからも温かいご声援の方よろしくお願いします。

富田投手ありがとうございました。そして近本選手、ルーキーの今の隣のお立ち台でのこのやりとり、どう見てました?

(近本)初々しいっすね。

最高ですね。さてゲームは開幕戦先制しての勝利、そして今日はひっくり返してのサヨナラ勝ちです。最高の形で明日の1戦迎えそうですね。

(近本)どんな形でも最後までしっかりあきらめず全員で戦っていきます。

ファンの皆さんの大きな応援、そしてトランペットの音、六甲おろしも帰ってきました。タイガースファンに向けて明日そしてシーズンに向けて一言力強いコメントお願いします。

(近本)今日も長い時間応援ありがとうございます。皆さんの声援、本当に力になっているのでまだ2試合ですけど、これから先どんどん選手たちを背中を押して全員でファンの皆さんも全員で長いシーズン戦っていきましょう。ありがとうございました。

今日のヒーロー近本光司選手そして富田蓮投手のインタビューでした。放送席お返しします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
阪神タイガース

コメント