原口「今シーズンはまだ道半ばです。CS、日本シリーズと続きます。その戦力になれるよう僕も最後の最後までやり抜きます」
本日はレギュラーシーズン最終戦という日に引退セレモニーを開いていただき、球団関係者の皆様、監督、コーチ、選手の皆さん、裏方さん、本当にありがとうございます。ヤクルトスワローズ球団関係者の皆様、ヤギ、ファンの皆様、ありがとうございます。
小学4年生から野球を始め、小中高と縦縞のユニホームを着ました。そしてやはり縦縞との縁は深く、阪神タイガースで16年、今シーズンを持って現役を引退します。
鳴尾浜球場から始まったプロ野球生活、近くて遠い甲子園球場を目指し、日々練習に試合に明け暮れました。たくさん怪我もしました。悔しい思いもしました。それでも大きな目標があったので、心が折れる事は1度もありませんでした。
金本さん、掛布さんに1軍の舞台に押し上げていただき、野球人の聖地、甲子園でプレーできる喜び、あの日の興奮した気持ちは今でも忘れません。
応援団の皆さんには、僕の野球人生を表しているかのような応援歌を作っていただき、いつもどんな時も最高の応援をありがとうございました。
大病を患ったとき、どうなるかわからない命を病院の先生方、看護師さん、リハビリの先生、病院関係者の皆様、救っていただきました。今こうしてこの場に立っていることがどれだけ尊いことか、どれだけ幸せなことか、決して当たり前ではないなと改めて実感しています。本当にありがとうございました。
家族にも一言伝えさせてください。おやじ、おかん、ばあちゃん、どんなことにも屈しない強い心と体に育ててくれてありがとう。2人の子供で本当に幸せです。姉と妹、小さい頃から迷惑かけてきました。野球の練習もいっぱい手伝ってくれましたね。ありがとう。そしてプロ野球人生を1番近くで支えてくれた妻 マイカ。どんなに感謝してもしきれない位色々と乗り越え支えてくれました。本当にありがとう。これからもよろしくね。3人の娘たち、健やかに成長している姿、喧嘩したり、仲良く遊んだり、その姿を見てるだけでいとおしく、パパの頑張る源になっています。パパとママのところに生まれてきてくれて本当にありがとう。愛してるよ。
タイガースファンの皆さん、ともにプロ野球人生を歩んでいただき本当にありがとうございました。皆様の応援がなければこのような幸せな野球人生はありません。病気を伝えたとき、待ってるぞと言葉をいただき、復帰した時はおかえりという声も本当に嬉しかったです。ただただ感謝しかありません。今シーズンはまだ道半ばです。CS、日本シリーズと続きます。その戦力になれるよう僕も最後の最後までやり抜きます。その日までよろしくお願いします。本日は遅くまでありがとうございました。タイガースファンは世界一です。幸せな野球人生を、最高の時間をありがとうございました。また僕に関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。最後になりますが、16年間本当に本当にありがとうございました。


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