2021年5月26日 ヤクルト・田口投手 青木選手 ヒーローインタビュー【全文】

【試合結果:  ヤクルト 4-3 日本ハム】

田口「僕が評価していいものではないと思うんですけど、ノリはすげぇ」

青木「ヤクルトスワローズに入ってまたアメリカから帰ってきてこの球団でプレーできることを本当に幸せに感じます」

放送席、そしてスワローズファンの皆様お待たせいたしました。今日のヒーローは記念すべき日を迎えたお二方にご登場いただきます。まずはスワローズのユニフォームを着て本拠地神宮で初勝利を遂げました田口麗斗投手です。おめでとうございます。

(田口)ありがとうございます。

このスワローズファンの皆様に見つめられながらの今のお立ち台の気持ちはいかがですか?

(田口)本当に最高の気分です。

今シーズン2勝目を挙げられました。まずは今日の試合に向けてどういった調整をしてどんな気持ちでマウンドに上がったんでしょうか?

(田口)やることはずっと変えずに良い状態も続いてたので継続して今日も試合に臨みました。

今日は田口投手5回を投げて91球、5被安打2失点4奪三振というピッチングでした。ご自身のピッチングは振り返って頂いていかがですか?

(田口)立ち上がり点取れてしまったので、なかなかそういうところで長い回を投げれなかったのでちょっと中継ぎの方には申し訳ないなと思います。

ただ2回と4回は三者凡退。そして5回は気迫あふれるそんなピッチングに見えました。そのあたりのご自身の手応えというのはどういったところに感じますか?

(田口)手応えよりも自分はバッターに向かって強い気持ちを前面に出して投げていくタイプだと思っているので、それが良い結果につながって良かったです。

初回の山田選手の3ランホームランであったり、青木選手のメモリアルヒットというのは田口投手の左肩にさらにパワーになったんじゃないでしょうか?

(田口)青木さんも本当に素晴らしいバッターで、すごいヒットを最後見せてくれたんで負けられないな、とそういう思いを込めて投げ続けました。

それから守備ではヒット性の当たりを青木選手が素晴らしいキャッチをしてピンチを免れたというところもありました。あの後っていうの何か言葉はあったんでしょうか?

(田口)ありがとうございますと伝えました、はい。

この後青木選手お立ち台に上がっていただきますけれども、改めて大先輩の2500安打というのはどういう風に捉えていらっしゃいますか?

(田口)僕が評価していいものではないと思うんですけど、ノリはすげぇ。

後ほどたっぷりお伺いしますけれども、まずは田口投手、本拠地スワローズファンの皆さんがたくさん詰めかけている中での今シーズン本拠地初勝利ということになりました。力強い一言それから今後に向けての抱負も含めてお願いいたします。

(田口)まだまだ人数制限がたくさんありますし、今日来れても明日来れないっていうファンの方もまだまだたくさんいるんですけど、僕たち選手は本当にファンの皆様に力を与えて、逆に力をもらってるので僕達スワローズは強いです。必ずトップに立ちます。よろしくお願いします。

力強い一言、田口麗斗投手でした。おめでとうございます。

それでは、すげぇノリ大先輩に来て頂きましょう。改めまして日米通算2500安打達成、青木宣親選手です。

(青木)はい、ありがとうございます。

率直に今の気持ちをお聞かせください。

(青木)あんまり意識しないようにしてたんですけど、やっぱり意識するもので、こういう節目の数字をいつも達成すると、いつも感謝の気持ちが本当に出てきますね。本当に自分に関わってくださった皆様そして家族、本当に本当ありがとうございましたと感謝しています。

その記念すべき2500安打目をこの神宮球場で挙げることになりました。それについてはいかがでしょうか?

(青木)そうですね、もう残り2本っていうぐらいからやっぱり神宮で決めたいっていうふうには思ってはいたんで、ほんと神宮で決められてほんとよかったです。

2004年からスワローズのユニフォームを着て、海を渡ってメジャーリーグでもヒットを重ねて再びこのスワローズのユニフォームを着て2500安打。この2500安打を積み重ねられた要因ていうのは何なんでしょうか?

(青木)本当に一人ではね、できなかった数字だと思うんで、毎日毎日本当にサポートしてくれる方が居たからこそだと思いますし、後はそうですね、自分のそういう野球に対するその熱意と言うかそういうものが誰にも負けないっていう風に思って毎日やってたんで、そこがこういう2500安打っていうのを達成できたことだと思いますけど。

毎日ご家族もおそらく青木選手に力強い応援の言葉を送っていたと思います。何か青木選手からご家族に向けてのメッセージっていうのありますか?

(青木)ここ最近ちょっと神宮にずっと毎試合来てたんで、今日達成できて良かったと思いますけど、そうですね、やっぱりこう家族がいたからこういう風に達成できた数字だと思います。一番近くで自分のことをサポートしてくれてたんで、自分がちょっと気持ちが落ちる時もなんとか踏ん張れたのも本当に家族のおかげだと思います。

そして何より神宮球場にいらっしゃっているスワローズファンの皆さんの思いというのも伝わっているんじゃないでしょうか?

(青木)いやもちろんです。もうそこはもうファンなくして本当にこのプレーはできないと思いますし、やっぱりファンの前でプレーするってことが本当に格別で、特にヤクルトスワローズのファンっていうのは、もう自分とってはもう切っても切れないようなそんな関係なんで、本当にこのヤクルトスワローズに入ってまたアメリカからも帰ってきてこの球団でプレーできることを本当に幸せに感じます。ありがとうございました。

今日のメモリアルヒットをこれから交流戦もまだまだ続きます。かなり体力的にも厳しいというそういった試合連戦が続きますけれども、スワローズファンの皆様に向かって、今後に向けての力強い一言青木選手の口から是非お願い致します。

(青木)そうですね、こういう今日みたいな試合展開がやっぱり多くなると思いますし交流戦やっぱりお互い知らない者同士ですから、こういう僅差のゲームを一つでも多くとって、交流戦優勝したいと思います。それにはファンの皆さんの声援が必要だと思うんでこれからもよろしくお願いします。

見事史上4人目の日米通算2500安打達成、青木宣親選手でした。おめでとうございます。

(青木)ありがとうございます。

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